排気装置を選ぶ際、先にも上げましたが「風量(m³/h)」がポイントとなります。
計算は後程行いますが、なかなか基準が決まらないものです。
そこで現在ある換気装置設置における基準を元に考えてみたいと思います。
(建築基準法令の煙設備における基準)
その中にこの様な基準があります。
「厨房での床面積1m²当りの必要換気量は35~75m²/h。理想は90~120m²/h。」
そこでこの様な表を作成しました。
厨房での必要換気量一覧 (床面積1m²当りから算出)
天井からの距離 | m | 天井までの標準距離 2.4m カウンター 0.9mとして、 天井からの距離 1.5m |
表の単位(風量) |
畳数(床面積) | 15m²/h | 30m²/h | 45m²/h | 60m²/h | 75m²/h | 90m²/h | 105m²/h | 120m²/h | 135m²/h | 150m²/h | 165m²/h | |
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0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0.25坪 | (0m²) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※初期値「天井からの距離:1.5m」の理由は、「厨房」とは「コンロの高さから天井までで使用する人いる範囲」で計算するようです。
(各メーカの換気扇風量と比較してみました。)
例: 「天井からの距離1.5m、1.5畳の条件で75m²/h」だと「273.38m³/h」。天井取付型を調べると大体「300m³/h」で排気ダクトがφ100mmからφ150mmに変更しています。
シロッコファンの特性上もあるとは思いますが、商品用途に店舗が追加されたりします。
※「球体半径(r)/h」は体積を立方体(m³)ではなく、球体として考えた時の半径です。
噴出された気体が3次元に均等に広がった場合の参考値としてみて下さい。(実際は標準天井高の半分の1.2mで止まってしまうのですが...)
例: 作業場所から一番遠くの壁までの直線距離で比較する。
表の見方
1. 縦軸「坪数(床面積)」で換気したい範囲を決めます。
2. 横軸で35~75m²/hが一般向け、。90~120m²/hが業務用と考え、「1m²当りの必要換気量」を決めます。
3. 交わった箇所の値が「厨房での参考値」です。排気ダクトなどによる圧力損失(+10~20%)を引いた後の値となりますので、排気装置に書かれている性能値ではない事に注意して下さい。
実際は炎を使う場所なので気体密度(℃)や塗料と油の違い(粘度)、拡散範囲の違いなどがありますが参考にはなるかと思います。
決まった「風量(m³/h)」を基準に換気装置を選ぶのも一つの手段でしょう。
こちらにすべてではないですが「排気装置製品一覧」を載せておきます。
※一応換気扇を設置する場合、第二種電気工事士の資格を持つ技術者が施工しなければならないとなっております。
計算結果が求まったら
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